お客様の水槽コーナー



2018年8月編      世田谷区 UHさんの1200海水水槽



世田谷区にお住まいのUHさんは、これまで10年以上愛用されてきた 1200×450×450Hのオーバーフロー海水水槽が古くなったため、入替えのご相談に見えた。

いろいろご要望をお聞きしている中で、オーバーフロー用のオープンろ過槽の清掃が面倒というお話になった。そこでオーバーフロー水槽から底面ソケット方式の外部フィルター仕様に変更することになった。

これは水槽底面にエンビソケットをダイレクトに取り付けて、密閉式の外部フィルターに接続するろ過方法だ。

 

 



底面ソケット4か所。専用のホースバンドをつける。 

 
 Wタップを介してエーハイムに接続する。


海水水槽にこの仕様を取り入れたのは、ペンギンビレッジの本店を新装オープンしたころだから、30年くらい前になる。それまで海水水槽でのこの仕様は聞いたことがなかった。

その後ペンギンビレッジは鳥羽水族館と交流ができて、見学会などを催させてもらった。鳥羽水族館のろ過部分を見せてもらった時、オープンろ過槽とともに密閉式の大きなフィルターが半分くらいを占めているのを見て、海水水槽への応用の高さを思わせられた。

去年、ポルトガルのリスボン水族館を見学したときには、5千トンの海水水槽のフィルターがすべて密閉式だった。リスボン水族館では、水槽の構造からこうならざるをえないものだった。

オープンろ過槽を持たないことによって、クーラーもそれまでのZC700から、ヒーター内臓型のTecoTK500に変更した。もちろんヒーター等を直接水槽に入れる煩雑さを避けるためだ。

キャビ内左側 E2217×2台にUV、クーラー

ホースの曲がりにはケーシングをつける。


ライトも現在はさまざまな調光型のLEDが出ているが、デザインにも優れたLSSのZETライトと決まった。


アーム方式のLEDライト

調光機能付き各種設定


その他、キャビネットにもこだわりのあるUHさん。オーダーで制作し、写真のような安定感のある素晴らしい出来となった。
こうして2018年の2月10日にご相談に見えてから、すべての制作が終わり、セッティング日が3月30日と決まった。おおよそ50日の工程となった。

 




セッティング終了。水槽は上から鑑賞を考えてH350。その分、奥行は従来品より100mm大きくして550とした(1200×550×350H)。
キャビネットはひとまわり水槽より大きくして1300×650×700H。写真でわかるようにゆとりと安定感が大きい。
 

 

 

キャビネット右側のこだわりこちらの扉を開けると・・・ 
 

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小物入れ、引き出し付き。

レイアウトとしては、まずフラットな石組みとともに、当面はこれまで飼いこんできたスズメダイやハギの新居となる予定。


主な仕様

水槽      1200×550×350H ガラス製
        スライドコーナー加工、底面ソケット、ワームガード付き
キャビネット 1300×650×700H 木製・3枚扉

フィルター   
 E2217 ×2

ライト        
 ZT900M ホワイト

クーラー      TK500

殺菌灯       ターボツイストX18W

 





2018年8月編      世田谷区 UHさんの1200海水水槽A


セッティングから約3ヶ月後の7月9日、臨時メンテナンスを依頼された。内容はエーハイムフィルターの洗浄のレクチャー。
 


日中はブルーライトでコケを予防なさっているという。
全体シンプルな砂浜のイメージで、汚れも少なくきれい。

砂のコケもキイロハギやミズタマハゼを入れただけで用が足りているという。


 


手前E2217のロザイを洗浄し、やり方の要点をみてもらった。タップの外し方。洗う手順。配管の緩みの注意点等。

ホースのジョイント部は必ずホースバンドをしているが、特にホースが古くなり硬化すると緩みやすくなるので注意。