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36年間で初
「ヤマサキカヅラの開花」
                                                                   
ペンギンビレッジ代表 尾崎 初             

 


周囲を包んでいる花びら様のものを
「仏炎苞」(ぶつえんほう)といい、つぼみを
包んでいた葉。


中央にあるトウモロコシ状のものが、
「肉穂花序」(にくすいかじょ)と呼ばれる花。
約20cm。ここにはたくさんの白い花粉が見られ、
自家受粉するようだという。



ヤマサキカヅラは、私やADAの天野さんの師匠といっていい京都ヤマサキ水草園の山崎美津夫氏が、36年前、パプアニューギニアからはじめて持ち帰り、「ヤマサキカヅラ」と命名した新種の植物。

この一部が滋賀県草津市立水生植物公園みずくさの森に寄贈されていたが、これがこの6月開花した。みずくさの森に寄贈されてから16年、日本に持ち帰ってから実に36年目の開花だった。


お話によると、このヤマサキカヅラはここに植えられた山崎先生が管理なさっているが、周囲を蔽っていた植物の一部を伐採したあとに花をつけたらしい。

たいへん珍しい(おそらく日本ではじめて)ため、NHKTVや各社新聞で紹介され、TVでは山崎先生ご自身が解説もされたらしい。

 

 








草津市立水生植物公園


 








花の周囲には特別大きな葉がみえる


 

このヤマサキカヅラは36年前、パプアニューギニアの日本軍遺骨収集団に山崎先生が同行なさった時、持ち帰られたもの。

この時のヤマサキカヅラはペンギンビレッジにも贈られ、いまもお店の一部で維持されているが、最低30年以上の間、花を見たことはなかった。


 



ペンギンビレッジで30年以上維持されているヤマサキカヅラの一部


来年もまた開花するのか、今後、どうなるのか?

自然の生態は、私たちの日常生活の枠をはるかに越えていて、ふとした異次元の夢をみさせてくれるかのようだ。








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